人力旅専門店 SOUTHERN WORKS

コラム

真冬のウェアリング(MTB編)

テツの小部屋

2005年01月18日

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皆さんは寒い時期のライディング時、何着てます?
ポリエステルのアンダーウェアにサイクルジャージ、あと状況に応じてウィンドブレーカーをプラスする、といった感じが一般的でしょうか。僕もずっとそうでした。
んで、最近試して目からウロコ!なウェアリングをご紹介します。厳寒時の、です。あと、以下の文章中の素材名の登録商標権?は一切無視しております。

最近走るときの服装。ベースはやはりポリのアンダーウェア、もしくはポーラテック社の「パワードライ(patagoniaでは<R.5>、TNFでは<VERSA SKIN>と称されます)」を素肌に着用します。このパワードライは色々試した中でもイチバンのスグレモノです。簡単に言うと超薄手のフリースですが、その構造(糸の編み方)により吸湿発散作用は驚くべきものがあります。
その上には少し厚手のソフトシェルを着ます。裏地が軽く起毛してあるものがいいです(ポーラテック社のパワーシールドorショーラー社のショーラーエクストリームなど)。これで終わり!なぜこれが目からウロコかと言いますと・・・。

・寒くなりすぎない。
・暑くなりすぎない。
・したがってシェルの脱ぎ着の回数が格段に減る。
・シャカシャカ(衣擦れ音)しない。ストレッチ性がある。
・着膨れしない。着替えが楽。

などがメリットです。この組み合わせで登りも下りもそのままです。
MTBは温度変化の激しいスポーツです。他のアウトドアスポーツでも言われてきたことですが、ウェアの基本はレイヤリング(重ね着)とされてきました(特に山)。状況に応じて調整すべし、と。しかしアクティビティーの多様化とウェア素材の驚異的進化により、その原則は必ずしもオールマイティーでは無くなってきてると言えるでしょう。
また、重ねるウェアの枚数を減らすことは透湿性の向上に直結します。運動量の多い寒冷時のスポーツにおいての最大の「保温」とは、肌の表面をドライに保つ事ではないでしょうか。「動き続ける」というのも前提ですが。このあたりが登山の世界とはチト違うところかなー。

ご存知の方も多いでしょうが最近良く聞く「ソフトシェル」の特徴。

・フィルムを使用してないので防水性に劣る(ゴアなどのハードシェルと比べ)代わりに(ものすごく)透湿性に優れる。
・糸の一本一本に強力な撥水加工をしているので少雨、雪なら大丈夫。
・そこそこの耐風性。
・優れたストレッチ性。

など。つまり、運動量の多いMTBでは防水性よりも透湿性の方が重要なのです。
雨に濡れるのを避けるためにカッパ(ハードシェル)を着ても、蒸れてしまえば意味がないのです。ムレムレになるくらいなら濡れとったほうがマシ!というと分かりやすいでしょうか。

雨が降ったらどうすんの?と良く聞かれますが、終日雨の場合は行動しない、予測されるときはハードシェルも検討する。行動中に突然降りだしたらガマンして車まで急ぐ!なんてのが答えです。
無論、これはアクティビティーの種類と、一日の行動時間の長さにもよります。たとえば3日以上の縦走登山をするときはハードシェルを携行するでしょうし、幾日にも渡る自転車でのオンロードロングツーリングの場合なんかも同じでしょう。

ソフトシェルが日本に紹介された頃、拒否反応として良く聞いたフレーズ「アメリカ(北米)は雨が少ないからな~」というのも変です。アメリカは広いよ。たとえばMTBやその他のスポーツが盛んなシアトル、バンクーバーあたりなんて日本よりよっぽど雨が多い地域じゃなかったっけ?

上記でご説明したウェアリングは、MTB(トレイルライディング)をやってる方ならピ~ン!とくると思います。要は最低限の防水性と防風性・透湿性の両立です。

なんやらゴチャゴチャ書いてしまいましたが皆さんもオススメのイカしたウェアリングあれば是非教えてください。
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