カヤック専門誌「Kayak~海を旅する本~」の取材で大分~宮崎あたりの海へ出かけていました。野川編集長とソルティーズの山本さんと久しぶりに漕ぐことができました。
本来この季節のこのエリアは静かなはずでしたが、折しも強力な低気圧が南から接近しなかなか思うように漕げませんでしたがその分しっかり下見もできて色々と収穫もありました。やはり太平洋というのはうねりのひとつひとつが大きさに関わらずパワーがあるように感じるのは私だけでしょうか。
深いリアスの湾と美しいビーチ、島の数々、潮が激しくあたる岬の数々、海の色ももちろん素晴らしいのですがこの辺りの山も自然林が多く北部九州とは違う感じです。そのため海に注ぐ川もどれも澄んで綺麗なのも印象的でした。
低気圧の通過を待つ間は風・雨ともに台風並みでテントのポールが折れたりシェルターのポールが曲がったりでしたが素晴らしいビバーグ地で楽しく過ごせました。チキン南蛮、鹿肉、猪肉、白霧島20度に(日向)木挽20度、食べ物も旨かったなー。来年はユーザーの皆さまとも一緒に漕ぎたいと思います。
ヘロンに乗る野川編集長。宮崎方面を望む。