
・・・発見しました。色川武大の「喰いたい放題」。別名、阿佐田哲也ですね。「麻雀放浪記」で有名です。「麻雀~」はオトコなら是非読んだほうが良いと思います。僕は麻雀はおろかギャンブルは苦手ですが、メチャメチャ面白く読めました。
で、この「喰いたい~」は氏のドカ喰いの記、なんですが所謂グルメでなく、米や豆、そんな日本食の基本になるものへの熱い思いが氏の破滅的なライフスタイルと共に面白く書かれています。
好物は「ふりかけ」。「蕎麦はうどん粉に限る」など、面白そうでしょう。
日本人の食のあり方の変遷にも触れてありますが、この21世紀ではさらに荒廃してきている、と感じますね。
甘い缶コーヒーを飲みながらレンジで温めたコンビニ弁当を食べる若者なんかを見ると、「ウェッ!」ってなります。
また最近インテリアに興味があってその手の雑誌を見たりするのですが、カッコいい部屋の紹介があって、だけどなんか生活感がないなー、と思っていると、その部屋のオーナーは「仕事が不規則で食事は外食」とのこと。良い大人の夫婦がですよ。カッコわる!
それがカッチョ良い時代はもう終わったのですよ。買い置きした野菜と少しの肉や魚、味噌なんかでチョチョイと夕食くらい作れなくてどうすんの?オトコもオンナもですよ。
色川氏曰く「食事とは生き物が生き物を食べる、というどこか背徳感を伴う行為であり、それだけに楽しい」自分で包丁を入れて食事を作ってこそ感じる事かもしれません。
それさえも日本は危うくなってるのでしょうか。
食べ物系読み物では、他にも大好きな小泉武夫先生の著書も紹介したいのですが、また今度ガッツリ!