テツの小部屋

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 デンマークからやってきたルン君(26歳)が九州(多分)一周のカヤック旅に出ました。2か月は時間があるそうです。
伊豆のサーフェイス武田君の元でワンシーズン働いたとは言え、カヤック歴数か月です。ここが、シーカヤックの面白いところですね。
やる気さえあれば、こんな事ができるのです。スキル等々もある程度は必要かもしれませんがそれよりも、旅に出るという情熱、好奇心の方が大事です。
そもそも、2ケ月のカヤック旅に出ようとする人間が、変な事するはずもありません。これは確信してます。
 これから、楽しいことはもちろん、恐怖で膝がガクガクしてカヤックをホールドできないような事もあるでしょう。快適な海と野営、またはその真逆。
 シーカヤックは経験の世界であり、またそうでは無い世界だと私は考えます。自然、地球に我が身をどれだけフレキシブルに合わせる事ができるか。それは経験であり、または経験では対応不能な場合もある。そんな矛盾した事を、北海道の新谷さんは確かこう表現していました。

             「経験は役に立たない、という事を知るには経験が必要だ」

 漕げば漕ぐほどこの言葉の意味が理解できると思います。
また、10年間誰かのケツ(背中か)を見ながら漕ぐよりも、10日間一人で漕ぐ事の方がシーカヤッカーの自立を促成するのは間違いのない真実の事実です。と、ここまで書いて、つくづくシーカヤックというのは判りにくい遊びだな、と改めて思ってしまいました。

 ともあれ、この若きヴァイキングの末裔は現在、松浦水軍の本拠地あたりを進んでいます。上陸後は松浦党の末裔たちにビール買いに連れてってもらったりしてるようです。別に九州島を一周する義務はないし、途中でどっかの女の子に引っかかったり、そのまま四国や本州に行っても良いんです。この旅が終わる頃には活きのいいシーカヤッカー一丁上がりなのは間違いないです。

 九州のシーカヤッカーの皆様、沿岸にお住まいの皆様、もし彼を見かけたら宜しくお願いします。控え目な性格の彼に代わって言いますと、ビールはサッポロが好みのようです。


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