GW前半のツアーから戻り、今度は呼子から佐世保へ。前日まで吹いていた風も収まりました。波戸岬から向島(むくしま)を経由してこの日は鷹島泊。日中の気温は高いですが、夜は焚き火がありがたいです。
ベタ凪の中出発。青島で休息後、松浦へ。気温が上がると西風が吹いてきます。
マップケースには昭文社の県別道路地図。長い距離をパドリングするときには便利です。ただ、山の等高線がなく、当然灯台などの表記もありません。鷹島から青島の間は本線航路があり、伊万里港へ出入りする大型船が意外に多く通るので注意が必要です。特に最近は黄砂などで霞んでいるので気をつけましょう。
松浦着。最高のキャンプ地です。
平戸島が見えてきました。
転流を待って平戸瀬戸を通過。景色がぐんぐん変化します。この日は鹿町でキャンプ。シャワーを浴びてスッキリして、お好み焼き屋さんで生ビールを決めました。
最終日九十九島へ。漕いできたなあ、という感慨に浸ります。だんだんと見慣れた風景に入って旅が終わりました。このコースは玄界灘の島巡りから、平戸の瀬戸、九十九島ととても変化に富んでいて飽きません。お客様は県外からが多いのですが、地元の皆様にも是非通して漕いで頂きたいです。よその方は九州のポテンシャルに気づき始めていますよー。快適なキャンプ地に泊まり、美味しいものを頂き、ぐんぐん漕いできてカヤックを畳んで手ぶらで帰る、そんなFeathercraftだからこそ可能になる旅です。個人的にはカヤックの中に生活(キャンプ道具)と移動に必要なもの(バッグやお街用の服など)がすべて詰まっているのがなにより心地よいです。今度は一週間くらいでやりましょう。